私が日常生活に取り入れているアロマテラピーをご紹介します。
普段のお肌のお手入れや、リラクゼーション効果だけでなく、精油を使った手作りコスメの作り方も書いています。
日常生活でカンタンに実践できるのがアロマの魅力♪
あなたも是非試してみてください
アロマテラピーの歴史
アロマテラピーの歴史
■アロマテラピーの歴史
アロマテラピーという言葉は馴染みがあっても、その歴史まで知る人は少ないはずです。
アロマテラピーをより楽しむためにも、歴史を知ることは大切なことだと思います。
いったいアロマテラピーはどうやって誕生して、どのように日本に広められたのでしょうか。
その歴史を紐解いてみたいと思います。
アロマテラピー、その源流は『植物療法』にあります。
【古代】植物の利用法
■植物の利用法
植物とは、動物が生存できる環境において重要な役割を果たすだけでなく、我々人間にとっても食物となったり、建材や家具の材料として欠かせない存在となっています。
旧石器時代のネアンデルタール人の埋葬地からも、タチアオイの花粉が発見されていることからも、古くから暮らしの中に入り込んでいたことが伺われます。
古代における植物の主な利用法はふたつあります。
・薫香 植物を熱で燻して出る煙を利用する方法
・浸剤 植物を湯やオリーブ油などに浸して、その成分を利用する方法
この中で、薫香は儀式の際に使われ、新約聖書にはスパイク・ナルドという植物を使用した「ナルドの香油」という浸剤についての記載がみられます。
■古代インド
インドの伝統医学として有名な「アーユルヴェーダ医学」は、自然と共に生き自らの治癒力を高めることを目的としており、心と体、環境を含めた全体調和を重要とし、植物を用いた治療をしていたことからも、アロマテラピーの中でアーユルヴェーダが受け継がれています。
アーユルヴェーダは古代インド時代に確立された医学で、その源流はインド最古の宗教文献であるヴェーダのうち最も古くかつ重要な「リグ・ヴェーダ」という紀元前に書かれた讃歌集にみられます。
体を治すだけでなく、心の治療も行うアーユルヴェーダは、歴史が古く、人間の知恵と哲学が含まれた大変奥が深い医学です。
■中国漢の時代
2~3世紀頃、中国最古の薬草学書 「神農本草経」がまとめられました。
その後、5世紀末頃、陶弘景によって再編成され「神農本草経集注」となりました。
【古代ギリシア】植物療法と背景
■古代ギリシア時代
古代ギリシャ人は、エジプト人から植物療法の医学的な知識を受け継ぎます。
医学者であったヒポクラテス(紀元前460年~紀元前377年)は、エーゲ海のコス島に医者の息子として生まれました。
医学においては、古くからの呪術的な療法を否定し、科学的な医学の基礎を築き上げました。
そのため”医学の祖”と呼ばれており、著書には「ヒポクラテス全集」があります。
また古代ギリシャ人は芳香植物を医学的に捉えただけでなく、植物の香りにリフレッシュやリラックスさせる心理効果があることにも気づきました。
ここでアロマテラピーとかかわりがあると見られる古代ギリシャ時代の哲学者たちをご紹介しましょう。
アリストテレス(紀元前384~紀元前322年)はマケドニア王国の医者の息子として生まれ、西洋の偉大な哲学者のひとりであり、プラトンの弟子でもありました。
彼は”万学の祖”と呼ばれています。
そのアリストテレスの弟子のひとりにレスボス島のエレソスで生まれ、”植物学の祖”として知られるテオフラストス(紀元前373年頃~紀元前287年頃)という哲学者がいます。
植物の分類や系統などを研究して「植物誌」という本にまとめました。
「植物誌」は日本でも訳されましたが、現在は入手が困難なようです。
アリストテレスの元で学んだ人物でもうひとりアレキサンダー大王(紀元前356年~紀元前323年)がいます。
彼はマケドニア王国の王で、即位後、東方遠征を行いインドの北西部まで領土を拡大しました。
この遠征によってハーブやスパイスなどが交易品として取引され、東西(ギリシアとオリエンタル)文化交流が生まれ「ヘレニズム文化」と呼ばれるようになりました。